こんにちは、カートマンです。
今回は、ヘアサイクルについて
書いていこうと思います。
ヘアサイクル
ヘアサイクルとは
毛には1本1本寿命があり、抜けたり生えたりを繰り返します。
この毛が生え変わてから抜け落ちるまでの周期のことをヘアサイクルと言います。
髪の毛は約10万本と言われていて、
1日に50本から100本自然に抜け落ちるそうです。
ヘアサイクルが髪の毛に寿命があるので、
ヘアサイクルには3つのステージがあります。
- 成長期
- 退行期
- 休止期
成長期(期間:2年~6年)
髪の毛が生え、成長する時期のことを 成長期 と言います。
最初はうぶ毛程度の太さの毛が、完全な太さになり長くなっていきます。
成長期が長ければ長いほど、太く長い毛に成長する傾向があります。
個人差はありますが、髪の毛は1日に約0.3~0.4mmほど伸びるそうです。
髪全体の成長期が占める割合は 85%~90% です。
退行期(期間:2週間)
髪の毛の成長が止まる時期のことを 退行期 と言います。
成長期の次にこの退行期がきます。
毛母細胞の細胞分裂が衰え、毛球が退縮し、完全に退化します。
髪全体の退行期が占める割合は 1% です。
休止期(期間:3~4か月)
成長が止まった髪の毛が抜けるまでの時期を 休止期 と言います。
完全に成長が止まり、自然に抜け落ちるのを待つ時期です。。
毛根の位置が浅くなり、その毛穴の奥では再び新たな毛を作る準備が進められています。
休止期の毛では、シャンプーやブラッシングによって簡単に脱毛しやすくなります。
また、抜け落ちるだけではなく、その奥で次の毛を生やす準備をしています。
髪全体の休止期が占める割合は 10%~15% です。
ヘアサイクルは無限ではない
ヘアサイクル無限ではありません。
一生で15〜30回ほどのヘアサイクルを繰り返すといわれています。
ヘアサイクルの成長期の期間が短い髪の毛が増えてくると、
抜け毛の本数が増え、しっかり成長する髪の本数が減り、薄毛になってしまいます。
ヘアサイクルが終わってしまうと、
一生生えてきません。
なので、AGA治療は早めの方がいいということです。
AGAで成長期が短くなる
AGAを発症すると成長期が短くなってしまい、
髪の毛がしっかりと育たずに細く、弱くなってしまいます。
こうしたヘアサイクルの乱れを改善する成分がフィナステリド、
医薬品がプロペシア(フィンペシア)です。
部位別ヘアサイクル
部位ごとにヘアサイクルが異なります。
部位 | 毛周期の寿命 |
---|---|
髪の毛 | 2年~6年6カ月 |
顔 | 6カ月~1年6カ月 |
ワキ | 1年~2年6カ月 |
腕 | 6カ月~1年6カ月 |
脚 | 6カ月~1年6カ月 |
VIO | 1年~2年 |
まとめ
- 毛には1本1本寿命がある
- 毛が生えてから抜けるまでのことをヘアサイクルという
- ヘアサイクルには3つのステージがある
- ヘアサイクルは無限ではない
- ヘアサイクルはAGAによって短縮される
- 部位ごとにヘアサイクルが違う
ヘアサイクルをよく理解することによって、
自分が今どのステージにいるかを
実感しながらAGA治療できるかと思います。
問題はヘアサイクルが終わってしまうことなので、
迷っていたら早めに治療することをおすすめします。
また、脱毛する人は成長期に施術するので、
その部位のサイクルをしっかりと理解しましょう!
ではまたっ!